職場での立場を決めることになる第一印象

 職場での立場を決定づける要素として重要なのが第一印象であり、どのようにして働きたいかに応じて適切な態度を示すことが必要である。これからキャリアアップをしていきたいという場合にはできるだけ多くの仕事を経験したいだろう。

 特にレアケースに従事できるともなると将来に必ず役に立つ経験ができる。そのような状況になるためにはキャリアアップ志向があることを全面に出しておくと共に、貪欲に仕事に従事する姿を見せる必要があるだろう。その第一印象から仕事が山積みになるリスクもあるが、それによって能力を高められるのは明白である。

 一方、あまりに漠然としていて頼りない雰囲気を持っていると仕事が減るようになりやすい。重大な仕事は任せられないと判断されて、ルーチンの仕事ばかりになるのはよくある。

 重要性が低くて急がない仕事が任せられることになるが、そのような仕事が多い職場ではやはり仕事が山積みになる。このような状況が生まれるかどうかは管理職による裁量が大きいことにも留意しておくと良いだろう。

 管理職が持った第一印象で全てが決まる場合もあるが、現場をよく見ている管理職の場合には他の看護師が持っている印象で仕事を決めることもある。誰に対する印象も重要だという意識を持って自分にとって良い立場を作れるように適切な態度を取るようにするのが無難だろう。最終的には管理職の裁量に大きく依存するものの、自分の最初の努力次第で立場は変えられる可能性がある。